フリーランスのエンジニアを目指している方の中には、会社員として働いている方も多く見られます。
働いている会社を辞めてフリーランスを目指すなら、最初に退職のための手続きを進めておくことが大切です。
退職届を出して数日で仕事を辞められるわけではなく、実際に仕事を辞めるまでには数週間から数ヶ月かかるケースも多くなっています。
業務の引継ぎや保険証の返還などの手続きが必要になるため、しっかりと準備を進めていきましょう。
引継ぎが不十分なまま辞めてしまうと、残された人に迷惑がかかるので注意が必要です。
フリーランスのエンジニアになるだけなら、今日から自分はフリーランスと名乗るだけで問題ありません。
しかし本格的にフリーランスを目指すなら、独立後に開業届を出しておくことも必要です。
開業届を出すことで、個人事業主として屋号を決めて働くことが可能です。
そして開業届と併せて青色申告承認申請書を提出しておけば、確定申告の際に控除される金額が多くなります。
実際にフリーランスとして独立した後、青色申告ができるようにしておくと、白色申告よりも支払う税金や保険料が少なくて済みます。
負担を減らすためにも、青色申告ができる準備を整えておきましょう。
フリーランスのエンジニアになって仕事を進めるうえでは、パソコンなどの必要な設備を整えておくことも大切です。
人によって必要な設備には違いがあるため、どのような仕事をしたいのか考えたうえで、必要なものを揃えていく必要があります。